
梅雨の花、紫陽花。この時期、様々な色の紫陽花が咲き誇っている。学術的には土壌のphで花の色が変化するとのこと。土がアルカリ性ならば赤く、酸性に傾けば青くなるそうだ。そんな風に色が変化するところからついた花言葉は「移り気」らしい。
ところでどうだろう。この写真の紫陽花のつぼみ達、実にたくさんの色があふれているではないか。移り気というより、実に楽しげに見える。小賢しいphの話などどこ吹く風といった風情で無邪気だ。
そしてひとたび蕾から花開けば、果たせるかな見事にひとつの色の集まりとなる。花びらを染める色がたとえ土壌のphによるものだとしても、そこには花の志のようなものが感じられる。
人が勝手につけた花言葉はどうあれ、紫陽花はけっして移り気の象徴なんかにはなりえないな。なんて思いつつ写真を撮っていたら薄日が射してきて、薄桃色の花が柔らかく輝いて見えた。

- 2005/06/19(日) 01:04:40|
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